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雨上がりの新緑と芽摘み作業

 

植物が濡れていると手入れがやりにくいんですよね・・特に今の季節の新芽摘みとかでは・・

 

(写真1)モミジの出猩々

でも、雨に濡れた新緑の美しさはまた格別です(写真1)。モミジの出猩々、赤くても新緑!(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真2)黄金ツタ

黄金ツタ(写真2)まさに黄金色、でも新緑(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不粋なようですが、新緑の美しさに見とれてばかりいると芽摘みのタイミングを逃してしまいます。繊細な枝の表現のためには的確な作業が必要です・・という事で作業開始です!

 

 

(写真3)新芽がほぼ出揃ったケヤキ

新芽がほぼ出揃ったケヤキです(写真3)。樹高約50cmです。この段階で新葉を元から2枚ないし3枚目のところで摘み取ります。枝が出来上がってきたケヤキは芽数が多いので、かなり煩雑な作業になります。
ピンセットと専用のハサミを使って延々と・・・ただひたすらに延々と、内職みたいなものですかね・・いや!修業です。作業中は電話にも出ません(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

(写真4)摘み取った新芽

摘み取った新芽(写真4)かなり少なく感じますが、これで一時間半くらいかかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ケヤキ盆栽の手入れ作業の主力というかほとんどが芽摘みですが、その頻度は・・?

これは一律には言えません。木の状態(仕上がりの度合い)や、自分の要求する水準などで変わって来ます。

あとは、もうひとつ重要な手入れに「葉刈り」があり、芽摘みと連動することも多いですが、まだ先の作業となります。

これからの季節は植物の生長量・代謝量が非常に高まり、タイミングの良い管理が要求されます。肥料、水やりなどの基本的な管理の他に剪定・針金かけなどの適期になります。植物の状態をよく読んで行いましょう。

 

 

 


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ケヤキ盆栽

写真2

写真1

ケヤキが好きです。

写真は1が昨年の1月、2は今年の1月です。

 

ケヤキ盆栽はそのほとんどが箒立ち(箒づくり、又は箒仕立てとも言う)と呼ばれる樹形に創られています。

 

 

 

 

 

写真3

でも古い盆栽写真や文献などを見るとそれ以外の樹形も割と見られます。代表的な樹形として段づくり(段仕立てとも言う)があります。(写真3)

 

写真1、2のケヤキは最初から盆栽として栽培されていたものではありません。都内某所の道端の植え込みにこぼれ種から生えていたものです。たまたま改植時に植木職人のおじさんに頼んでもらったものでした・・・それを「一本棒」の状態に切り詰めて、8年間かけて盆栽として育てて来ました。

 

 

 

 

 

写真4

偶然にも最近、知人宅の敷地に生えたケヤキをもらい、同様の状態だったので、この場で盆栽へ仕立てるプロセスを紹介して行きたいと思います(写真4)。枝と根を切り詰めた状態、ほとんど薪みたいなものです。

 

 

 

 

 

 

 

写真5

一昼夜活力剤の入った水に浸けてからクラフト紙で幹のほとんどを巻き、深目に植え付けます。そして鉢と幹を紐で固定する(写真5)

あとは祈るような気持ちで、発根と発芽を待つ・・・

 

 

 

 

 

 

ここで、一連の作業ポイントを挙げます。

 

1) 植物をきれいに洗う。

2) 活力剤の入った水に一昼夜浸けておく。

3) 枝と根の切り口を鋭利なナイフ等で切り直して、枝の切り口は保護剤、根の切り口は発根剤を塗る。

4) 幹のほとんどをクラフト紙等で巻き、水分の蒸散を抑える。

5) 清潔で肥料分を含まず、排水性と保水性の良い土にやや深目に植えて、紐で幹と鉢を固定する。

まず、最低限これらの作業が必要です。お祈りの前の儀式と思って下さい。これらの作業を省いて成功しても、それは偶然でしょう。そのくらい重要な事です。

 

経過は追ってご報告します。

 

 


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ヤマザクラ

これは、3年前に盆栽屋さんで取り木苗を買ったものです。いらない枝や根を切り詰めて、幹と根張りを作ってきました。今年から花芽をつけ、枝配りを整える管理に移行すべく、植え替えました。

 

ヤマザクラは小品盆栽では中々花がつき難いとのことですが、腕の見せ所です。
窒素飢餓状態・強光線・葉枯れしない程度の水分ストレス・・この条件を花芽形成期に同時に与える。

 

面倒で難しいかもしれませんが、こんな事を考えて管理をコントロールするのが結構面白くて好きです。 思惑通りに行けば、来春は室内でヤマザクラの花見が出来るでしょう。

 

園芸品種の桜は、そのほとんどが接木で繁殖されていて、2~3年(特に鉢植え)で咲くものが殆どです。
僕のうちでも2~30cmの樹高の旭山や、1m足らずの欝金桜、数珠掛桜などが今年もたくさん開花します。

でも、やっぱりヤマザクラが好きです。たとえ花が咲きにくくても。


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