園芸を楽しむすべての人に

道具

―連休二日目は苔(コケ)の蒔き付け―

昨日は草物の仕込みをしました。今日も雨は降りそうにないから・・
そうだ!Z地区(僕のお気に入りの緑地エリア)に行ってみよう。コケやシダの観察もしたいし・・

コスギゴケかな?(写真1)

写真1

でもコレ、鉢で定着しにくいんだよなぁ・・なんでかなぁ・・コレもそうかな?(写真2)

写真2

ギンゴケないかなぁ・・?

ノキシノブ発見!・・いや、別に珍しくも何ともナイんですがね・・(写真3)

写真3

コレ、好きなんですよ。何故だか・・

(藪蚊が多いなぁ、あまり刺されないうちに退散しよう・・)

という事で早々に帰宅、先週上野の道端で採集しておいたギンゴケを盆栽に蒔き付ける作業に取り掛かる事にしました。

コレがギンゴケです(写真4)

写真4

本来は盆栽の植え替え時にやる作業なんですが・・ご覧のようにコケがまばらになってしまった鉢に補充(?)します(写真5)

写真5

さて、どうやるか・・ まずは、ふるい(写真6)で裏ごしをする(写真7)

写真6

写真7

乾燥した状態だと作業しやすいです。
短い繊維状で意外と脆いですから、バラバラの乾燥コケになります(写真8)

写真8

これを鉢の表土のコケが欲しいところにパラパラと蒔きます(写真9)

写真9

写真だとよくわかりませんかね?

今の季節にはあまりした事はないですが、うまく行けばひと月程で再生するでしょうね。

 


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水辺の風景

水辺の景色っていいですね。
先日、国立科学博物館付属自然教育園にヤマザクラを見に行って来ました。ここは都心のなかではかなり自然が保存されていて湧水地もある都会のオアシスです。
水辺の植物も豊富に自生しています。
園内を歩いてみると…

 

「おっ!セリが生えている…」(写真 1)

写真1「せり」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いて行くと今度は「セキショウだ、ずいぶん生えているな…コレ好きなんだよなぁ…」(写真 2)

写真2「セキショウ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本格的な盆栽の飾りでは、添えの小さい鉢仕立ての草などが同時に飾られますがこれは「草物盆栽」というジャンルになります。
樹木盆栽とは違って短期間に形になりますが、これが結構面白いんです。

 

そこで・・・「セリとセキショウでやってみよう、材料は店にもウチにもあるし…」

 

水生植物だから鉢よりも水の張れる水盤を使い、涼しげな水辺を思わせる景色を作りました。(写真3、4)

写真3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真4

夏までにはちょっと気のきいたものになるでしょう。


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雨上がりの新緑と芽摘み作業

 

植物が濡れていると手入れがやりにくいんですよね・・特に今の季節の新芽摘みとかでは・・

 

(写真1)モミジの出猩々

でも、雨に濡れた新緑の美しさはまた格別です(写真1)。モミジの出猩々、赤くても新緑!(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真2)黄金ツタ

黄金ツタ(写真2)まさに黄金色、でも新緑(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不粋なようですが、新緑の美しさに見とれてばかりいると芽摘みのタイミングを逃してしまいます。繊細な枝の表現のためには的確な作業が必要です・・という事で作業開始です!

 

 

(写真3)新芽がほぼ出揃ったケヤキ

新芽がほぼ出揃ったケヤキです(写真3)。樹高約50cmです。この段階で新葉を元から2枚ないし3枚目のところで摘み取ります。枝が出来上がってきたケヤキは芽数が多いので、かなり煩雑な作業になります。
ピンセットと専用のハサミを使って延々と・・・ただひたすらに延々と、内職みたいなものですかね・・いや!修業です。作業中は電話にも出ません(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

(写真4)摘み取った新芽

摘み取った新芽(写真4)かなり少なく感じますが、これで一時間半くらいかかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ケヤキ盆栽の手入れ作業の主力というかほとんどが芽摘みですが、その頻度は・・?

これは一律には言えません。木の状態(仕上がりの度合い)や、自分の要求する水準などで変わって来ます。

あとは、もうひとつ重要な手入れに「葉刈り」があり、芽摘みと連動することも多いですが、まだ先の作業となります。

これからの季節は植物の生長量・代謝量が非常に高まり、タイミングの良い管理が要求されます。肥料、水やりなどの基本的な管理の他に剪定・針金かけなどの適期になります。植物の状態をよく読んで行いましょう。

 

 

 


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ケヤキ盆栽

写真2

写真1

ケヤキが好きです。

写真は1が昨年の1月、2は今年の1月です。

 

ケヤキ盆栽はそのほとんどが箒立ち(箒づくり、又は箒仕立てとも言う)と呼ばれる樹形に創られています。

 

 

 

 

 

写真3

でも古い盆栽写真や文献などを見るとそれ以外の樹形も割と見られます。代表的な樹形として段づくり(段仕立てとも言う)があります。(写真3)

 

写真1、2のケヤキは最初から盆栽として栽培されていたものではありません。都内某所の道端の植え込みにこぼれ種から生えていたものです。たまたま改植時に植木職人のおじさんに頼んでもらったものでした・・・それを「一本棒」の状態に切り詰めて、8年間かけて盆栽として育てて来ました。

 

 

 

 

 

写真4

偶然にも最近、知人宅の敷地に生えたケヤキをもらい、同様の状態だったので、この場で盆栽へ仕立てるプロセスを紹介して行きたいと思います(写真4)。枝と根を切り詰めた状態、ほとんど薪みたいなものです。

 

 

 

 

 

 

 

写真5

一昼夜活力剤の入った水に浸けてからクラフト紙で幹のほとんどを巻き、深目に植え付けます。そして鉢と幹を紐で固定する(写真5)

あとは祈るような気持ちで、発根と発芽を待つ・・・

 

 

 

 

 

 

ここで、一連の作業ポイントを挙げます。

 

1) 植物をきれいに洗う。

2) 活力剤の入った水に一昼夜浸けておく。

3) 枝と根の切り口を鋭利なナイフ等で切り直して、枝の切り口は保護剤、根の切り口は発根剤を塗る。

4) 幹のほとんどをクラフト紙等で巻き、水分の蒸散を抑える。

5) 清潔で肥料分を含まず、排水性と保水性の良い土にやや深目に植えて、紐で幹と鉢を固定する。

まず、最低限これらの作業が必要です。お祈りの前の儀式と思って下さい。これらの作業を省いて成功しても、それは偶然でしょう。そのくらい重要な事です。

 

経過は追ってご報告します。

 

 


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