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アケビ  根切り・・・そして鉢合わせ・・・セトモノ道楽 後編

 

ケヤキに引き続き今回はアケビ(シロバナアケビ)です。

この木は今年の国風盆栽展の即売会で買いました(写真1)・・・盆栽を買うのは3年ぶりくらいかなぁ・・・?

アケビも好きなんです、高校生の時に学校の実習農場のフェンスにからんでいたのを採集して持って帰ったのが一番最初のアケビ栽培でした。

枝というかツルはほとんど切ってからの作業になります…そしてこの木は「根上がり」という盆栽樹形に分類されます。

これに合わせたい鉢がいくつかあるんです・・・南蛮写しか鉄画軒、染付け山水画・・・悩みますねぇ・・・

とにかく根をほどく…(写真2)

まだ枝が出来ていないから相当切ります、かなり太い根も何本か…バッサリ行きます、バッサリと(写真3)

  

ホントはもっと切りたいんですけど、これならなんとか収まるかな?(写真4)

太い根の下半分は長さが目立ちますねぇ・・・多少深い鉢に入れれば多分大丈夫・・・

あーでもないこーでもない、と二転三転して手描き染付けの鉢に合わせました・・・ こんな感じ(写真5)

思ったよりも似合いました・・・自画自賛(笑)・・・(か・・葛明祥写しがぁぁ・・陶翠がぁ・・・・・)

まぁ・・・正直、根上がり部分が幹に比べて大きいというか長いというか、高すぎる気がしますね・・・

しばらくはこれで楽しみますが将来的に根の部分は半分くらいにしてもいいかな?・・・なんて考えてもいます。

この木は今現在、花芽は着いていますが、実を着けられるかどうか微妙なところです、かなり根を切っているのと、受粉の相方(自家受粉しにくいから)がないからです、でもそれは、開花期に雄花だけ調達すればいい話ですがね・・・

前回の記事やツイッターなどでも驚かれた方々もいらっしゃいましたが、「根を大胆に切り落とす」という操作は、盆栽を仕立てていく過程において必要な局面も多々ありますが、闇雲に行ってはいけませんね。

要は、植物がその作業に耐えられるかという「コンディション」の見極めとかその後の管理とか、最適期に行うということです。

これらの作業の可否の判断は、対象植物に対して常に興味を抱き、かつ良く調べ、観察する、という経験の積み重ねから導きだされるものだと思っています、一生修行ですよね・・・                              

でも、はっきり言って盆栽とは大変恐ろしいものです、だがそれは「難しい」とか「理解できない」とか・・・                                                                                                                                         

そういうことではありません・・・そうではなく盆栽が恐ろしいのは、それがあまりにも「面白すぎる」ところなんです・・・ 

 

 

 

        

・・・・・その「面白すぎる」ということが、恐ろしい・・・・・                

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ケヤキの植え替え

以前にも紹介したケヤキです、今年で栽培9年目になります、丁度1年前です。
前回植え替えたのは2008年2月だから4年経ちますので、そろそろ植え替えてあげないと…
という事で抜きあげて念入りに土を落とす…

ちょっと根の張りが悪いかな?… でも将来の根張りを想定してかなり切り落とします…(写真3)

大丈夫です、このくらい切っても!

根元はこんな感じになります
前回よりもやや浅植えにして…たっぷり水をやって

苔は来月にしようかな…
ちなみに鉢サイズは46cm×33cm×7cmで変更なし、用土はミジンを抜いた小粒の赤玉土単用、至ってシンプル。

ここまで来るのに9年、採集した時は一本の棒だったなぁ…根張りをつくるのに接ぎ木したり、幹の傷の手入れをしたり…
一本の植物に全身全霊で取り組む…この木はそんな姿勢を僕に再確認させてくれました。

追伸

本来ケヤキの植え替え適期は3月下旬からになりますが、その頃はお店がとても忙しくて十分に作業の時間が取れるかわからないから早めにやっています、できれば最適期にやりましょう。


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盆栽ブログ-鉢合わせ…セトモノ道楽 前編-

お気に入りの木が仕上がってくると良い鉢に植えて観賞したくなるものです、ハイ…盆栽とはそういうモノです。

伸ばして幹を作っていたりしている、仕立て途中の木なんかはプラスチック鉢とかがほとんどでなんですけど

ある程度になると鉢合わせを考えます

…これで栽培16年くらい、昔、東京ドームの蘭展で中国の販売ブースから買ったチャイナチックである意味荒唐無稽な鉢に植えていました(笑)…「春秋戦国」とか「東周銭市」とか…読めない漢字がたくさん彫ってある、しかも裾が拡がっているから抜きにくい!
ようやく抜いて鉢底を見ると

…「大清乾隆年製」…??… 嘘つけ!!
そんなモノがドームの販売ブースにあるワケないだろう!…まったく…パチモノのお笑いネタですよね… でも、こういうの嫌いじゃないな~

という事で植え替えました


「黄南京額面六角鉢」…と言いたいトコロですけど、型抜きの安い量産鉢です…店のバックヤードに転がってました(笑)
でも龍神蔦の個性的な濃緑色の葉と鮮やかな黄色は良いコントラストになるかな?

でも真面目な話し、鉢と木の取り合わせは非常に重要です。
大人しい繊細な木にあまり線の強い鉢とかはダメですよね…もちろんその逆もそうですけど…

今のところ、気に入っているのがこれ


通称、欅鉢というモノです(欅窯とも)これに自作のケヤキを植えています-「欅鉢にケヤキを植える!」
コレ昔からやりたかった~3年前に園芸仲間から貰いました、時期もよかったから早速お気に入りの自作ケヤキを植えました、これも採集してから9年栽培しています、なんとか見頃を迎えられる…かな?

まだまだ合わせていない木と鉢があるんですが…また次回にします。


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ケヤキのその後

ご無沙汰をしております、ブログはやっていなくても盆栽はちゃんと管理しています(笑)…かな?

相変わらずケヤキが好きなんですけど、昨春に友人からもらった全く根のなかったケヤキ(写真1、2)…順調です。

 

写真1

 

写真2

 

 

まぁ…あの状態だったから芽の出るのは遅かったですね(写真3)6月15日の状態。

 

写真3

 

それから枝が伸び出して(写真4)かなりしっかりしてきたかな?

写真4

 

 

8月11日、そして今日12月8日の落葉直後の姿です(写真5)

写真5

 

 

抜いて見ると見事な発根状態!(写真6)

写真6

 

これをバッサリと切ります(写真7)

写真7

 

ケヤキ盆栽は根張りもひとつの見所ですので、将来を見据えた樹型を想定して計画的に根の処理を行います…だけどこの個体はあまりにも個性的で、足元の曲がり部分に大きな洞(うろ)があり(写真8)その上の直線的な幹につながる、というかなりこなしにくい素材です。

写真8

 

今後は根張りを作るために浅植えにしますが、根をかなり切ったのと埋まっていた幹を地上に出したためにかなり不安定になります。
そこで石を噛ませて据わりを良くしてから(写真9)・・

写真9

 

・・さらに紐で石と幹、そして鉢をしっかりと固定して終了(写真10)。

写真10

 

これら一連の作業は本来は3月頃に行うのがベストなんですけど、その頃はいろいろな作業がかなり多くて、不本意ながら冬の今頃にしてしまいました。

 

 

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―残暑御見舞い申し上げます―

立秋が過ぎ、暦の上では秋ですがそんな実感全くありません… 本当に暑い日々が続いています。毎日の植物の管理も暑さとの(そして自分との)闘いです。

盆栽ではありませんが、この夏は水生植物で風流に涼しく楽しもう!…(今月は風流強化月間です)…
という事でいくつか仕込んでおいたモノが見頃を迎えてきました。

栽培容器に水を張って、水生植物を植える…小動物も一緒に育てる…
はやり?の表現でいえば「ビオトープ」という事になるんでしょうが、定義や見地の違いから、差し障りがありそうですので敢えてその表記はしません。
(ツイッターではビオトープと表現しましたが…正直、僕自身安直な言い回しだったと思います)
生物学上では、生物集団の生息環境を意味するものですが、環境保全上ではまた、解釈が違うようです…
と、まぁ…理屈っぽい話しはここまでにして、楽しく行きましょう。

 

まずは茶碗蓮。友人からもらった信楽焼の手あぶりで育てています(写真1)。

写真1

 

一番花は実に見事に咲きました(写真2)。

写真2

 

種子はできなかったです(写真3)。

写真3

 

株元はこんな感じ(写真4)。

写真4

結構混み合っていますが、メダカも3匹元気に泳いでいます。

次は八重咲きオモダカ(写真5)。

写真5

クワイの仲間なんですね。でも花は個性的でしかも美しい。まるで和菓子みたいな質感です(写真6、7)。

写真6

写真7

 

それからヒメ(?)コウホネ。光沢のある葉がきれいです(写真8)。

写真8

 

…そして生き物たち…タニシ(オオタニシ)とメダカ(ヒメダカ)です(写真9)。

写真9

どちらもよく繁殖しています。特にメダカは佃煮ができるくらい…あと、グッピーも繁殖していましたが、先週水槽に移しました(写真10)。

写真10

…と、まぁこんな感じで楽しんでいます。まだいくつかあるんですが、また次回にでも紹介します。

 


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―梅雨が明けて…―

先週、盆栽友達とお気に入りエリアの「Z地区」に盆栽樹種としてよく使用される樹木の観察に行って来ました。

トウカエデの小苗、恐らく今春の発芽(写真1、2)

写真1

写真2

ほかにもケヤキ、ヤマモミジなどの苗が生えていましたが、いやもう暑くて暑くて・・・写真あまり上手く撮れなかった・・・

今年初のセミの鳴き声を聴きました(ニイニイゼミ)

これは直立性のケヤキ「ムサシノ」・・・この品種、盆栽に仕立ててみたいなぁ・・・(写真3)種子が採れたらいいんだけど。

写真3

でも、あまり数量を増やすよりも、今ある木をしっかりと栽培する方が大切ですよね・・

暑かったけど、楽しかったなぁ!Fさん、また行きましょうね!


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―連休二日目は苔(コケ)の蒔き付け―

昨日は草物の仕込みをしました。今日も雨は降りそうにないから・・
そうだ!Z地区(僕のお気に入りの緑地エリア)に行ってみよう。コケやシダの観察もしたいし・・

コスギゴケかな?(写真1)

写真1

でもコレ、鉢で定着しにくいんだよなぁ・・なんでかなぁ・・コレもそうかな?(写真2)

写真2

ギンゴケないかなぁ・・?

ノキシノブ発見!・・いや、別に珍しくも何ともナイんですがね・・(写真3)

写真3

コレ、好きなんですよ。何故だか・・

(藪蚊が多いなぁ、あまり刺されないうちに退散しよう・・)

という事で早々に帰宅、先週上野の道端で採集しておいたギンゴケを盆栽に蒔き付ける作業に取り掛かる事にしました。

コレがギンゴケです(写真4)

写真4

本来は盆栽の植え替え時にやる作業なんですが・・ご覧のようにコケがまばらになってしまった鉢に補充(?)します(写真5)

写真5

さて、どうやるか・・ まずは、ふるい(写真6)で裏ごしをする(写真7)

写真6

写真7

乾燥した状態だと作業しやすいです。
短い繊維状で意外と脆いですから、バラバラの乾燥コケになります(写真8)

写真8

これを鉢の表土のコケが欲しいところにパラパラと蒔きます(写真9)

写真9

写真だとよくわかりませんかね?

今の季節にはあまりした事はないですが、うまく行けばひと月程で再生するでしょうね。

 


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―涼を楽しむ草物盆栽―

梅雨の晴れ間の休日でした。でも日中は世俗の雑事に結構追われています。
昨日もそうでしたが・・(明るいうちに帰れたら今日は盆栽の作業でもやりたいなぁ・・)という事で急いで帰宅しました。

コーヒーをいれてCDをかける(BGMはアメリカ民謡-PETE SEEGER)

道具を取り出す、植物と鉢を合わせる・・これが結構悩みます。
備前焼の鉢に合わせるつもりでいたフウチソウ、あまりにも備前焼がお気に入りなので植えずじまい・・(話が違うじゃないか!!)
・・結局丹波焼とその他の鉢になりました(写真1)

写真1

ちょっとさびしいかな・・でも涼しげな感じはだせたなぁ、う~ん風流、風流!

次は姫竹。これは根洗いにしたいから駄温の浅鉢でしばらく栽培(写真2)

写真2

来年には水盤に飾れるかな・・?

ヤクシマススキ。これも好きな植物です。僕はナンバンギセルは着けません。ススキだけです(写真3)

写真3

あとは八重咲きのドクダミ。かなりお気に入り。小さい鉢で咲くかな? (写真4)

写真4

いくつかの小鉢に挿し木しました・・白雪姫って品種ありましたよね・・?(写真5)

写真5

今日はこんな感じでした。渋過ぎますかね?

自分が楽しむためにやってるんだからいいんですよ・・

 


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―ヤマザクラ雑感―

なんでヤマザクラが好きなんだろう?
比較的最近(と言っても数年前から)になって興味を持ちはじめたんですが、よくわかりません。
盆栽で仕立てるのが難しいから・・?
違うなぁ・・・?なんでもいいや!好きなモノやコトに理由なんかいらないからね!
要は自分が気合いを入れられるか、ってことかな(笑)

今現在、こんな感じです(写真1)

写真1

やや脱水気味です。こうなる一歩手前で水をやりたいんですが・・今の季節ならば許容範囲でしょう。

作品に反映させるために、よくその植物の大木を見に行きます。
ヤマザクラの場合は小石川植物園か国立自然教育園です。

今回は小石川植物園、いつもチェックするのは3本あります。
まずはこの木(写真2)

写真2

斜めに傾いても頑張っています。朽ちた洞もなんとか食い止めていますね。

次はこの木(写真3)

写真3

この木も雰囲気があって好きです。奔放な感じがいいのかな・・?

あとひとつは・・逆光で撮れませんでした。説明文だけ(写真4)

写真4

葉桜でしたが中々よかったですね。

最後に今春、店に入荷したヤマザクラ(これ1本きり)の開花状態です(写真5、6)

写真5

写真6

やっぱりヤマザクラはいいですよ・・

 


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水辺の風景

水辺の景色っていいですね。
先日、国立科学博物館付属自然教育園にヤマザクラを見に行って来ました。ここは都心のなかではかなり自然が保存されていて湧水地もある都会のオアシスです。
水辺の植物も豊富に自生しています。
園内を歩いてみると…

 

「おっ!セリが生えている…」(写真 1)

写真1「せり」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いて行くと今度は「セキショウだ、ずいぶん生えているな…コレ好きなんだよなぁ…」(写真 2)

写真2「セキショウ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本格的な盆栽の飾りでは、添えの小さい鉢仕立ての草などが同時に飾られますがこれは「草物盆栽」というジャンルになります。
樹木盆栽とは違って短期間に形になりますが、これが結構面白いんです。

 

そこで・・・「セリとセキショウでやってみよう、材料は店にもウチにもあるし…」

 

水生植物だから鉢よりも水の張れる水盤を使い、涼しげな水辺を思わせる景色を作りました。(写真3、4)

写真3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真4

夏までにはちょっと気のきいたものになるでしょう。


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